仕事はチームプレイ
何かを成し遂げるには、人の協力が欠かせません。それは職場でも同じで、人間関係がうまくいっている職場ほど業績がよく、チームでお互いにサポートし合いながら、それぞれも成長できます。
新人が伸びれば、層の厚いチームとして困った時でもスムーズに対処できますし、良い上司がいれば、全体として知識や技術が磨かれていきまとまりが出てきます。
そして上司や先輩自身も、部下や後輩を指導することで、自分を広げたり、新しい分野へ挑戦するエネルギーを得たりできます。つまり、相乗効果で磨かれていくのです。良いチームに必ず必要なのは誰でしょうか?
それは良いリーダーや指導者です。会社で言う所の上司になります。チームの舵を取り、下の意見を吸い上げて、形にしていく良い上司にどうすればなれるのでしょうか?
具体的にほめる
ほめられて嫌な気になる人はいません。仕事なんだからやって当たり前、頑張って当たり前と考えずに、素直にほめてあげるなら、部下は上司を身近に感じることができます。統計でも、上司にほめられると、”単純に嬉しい”と感じる人が圧倒的に多いです。
ですから根性論や、自分は上の人にほめられなかったからと言う理屈はおいといて、部下はほめて伸ばしましょう。しかも、良かった所を具体的にほめるなら、部下のやる気はぐっと上がります。ただ「頑張ったね」というのではなく、「データーの取りかたが顧客視点で良かった」など、良いと感じたポイントを具体的に伝えましょう。
そうすることによって、部下の自尊心が強められ、さらに頑張ろうとモチベーションがあがります。そして、ほめる際にもう一つ大切なことは、よけいな言葉を付けないことです。「そこそこ良かった」「わりとできていた」などは、自分はほめているつもりでも、言われた方は褒め言葉に聞こえません。
ですから褒める時は、よけいな形容詞は付けずに具体的な言葉で褒めましょう。
間違いを正す時は行動のみ指摘する
いつも褒めてばかりいるわけにもいかず、時には注意をしなければならない時もあるでしょう。そのような時は、正確や内面を指摘するのではなく、行動を注意しましょう。
例えば、納期を遅れて企画書を出した場合「のんびりした性格をなおせ」というのではなく、「納期に何日遅れているよ」と事実を伝えます。そうすることによって、受け入れやすいアドバイスとして部下には聞こえ、行動の改善が促されるのです。
まとめ
部下に好かれる上司になるためにおすすめのポイントは、具体的に褒めることと、行動に対してコメントするということでした。
少し努力のいることですが、良いチームができれば報いも大きいので努力を払う価値は十分にあると思います。
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